自分に似合った”普段使いできる”赤リップの見つけ方
レッドリップはいつの時代でも、どの季節でも欠かせない特別なもの。
メイクアップをする上で、もし何か一つを使って180度違う自分を演出するならば、レッドリップは間違いなく重要なアイテムとなるはず。
ただ、インパクトが強い分、自分に似合った”赤”を選ぶことが大切。
”赤”と一口に言っても様々な色の”赤”がある。
ポイントは、自分の好みではなく肌の色にあったものを選ぶこと。
自分に似合ったレッドリップを見つけることにより、肌馴染みが良い分、普段使いにも取り入れやすくなる。
また、同じ色でも塗り方によって印象をぐっと変えることが出来き、シーンによって使い分けられるのも魅力的。
これからパーティーシーズン到来で、ドレスアップする機会が増える時期。早速、自分に合ったレッドリップを探してみよう。
自分にあったレッドリップの選び方と塗り方
・肌の色がイエローベース
日本人に多いのがイエローベースの肌の人。黄味がかった肌の色なので、リップも同様に黄色に近い朱やオレンジの入ったものを選ぶと、肌に馴染んで浮く心配がない。
イエローベースはこんな人→日に焼けると肌が小麦色に変わる傾向。肌に透けて見える血管の色が緑色っぽい。手のひらが黄色やオレンジがかった色をしている。
・肌の色がブルーベース
いわゆる色白と呼ばれる肌の人。この秋冬のトレンドである、青や紫寄りのベリー系のレッドリップを選ぶと肌馴染みが良い。
ブルーベースはこんな人→日に焼けると、黒くならずに赤くなって戻る傾向。肌に透けた血管の色
が青っぽい。手のひらが赤やピンクがかった色をしている。
・唇がうすい人
唇をふっくら見せたい場合には、マットよりシアータイプものがおすすめ。トレンドのマットタイプでしっかり色を出したい場合などは、中心部分だけに少しグロスを重ねるなどして、立体的に見せる工夫を。実際のリップよりもオーバーにリップラインを足す場合、ペンシルよりもクレヨンタイプのリップライナーを使用すると輪郭がはっきりしすぎずにナチュラルな仕上がりに。
・唇が厚い人
唇の厚い人はマットタイプのリップを唇の上下中心部分から外側に広げるように指でトントンとスタンプ塗り。輪郭をはっきりさせない分、唇が厚い人でもセクシーになりすぎず、普段使いできる仕上がりに。
実際に自分で試してみて、しっくりくる色を選ぶことが何よりも大切。そして、自分に似合った運命の色に出会ったら、今度はシーンに合わせて塗り方を変えてみたりなど仕上がりに変化をつけると、同じ色の赤リップでもカジュアルからドレスアップまで様々に活躍。全体的に指で軽く叩き込んでラフに塗るとナチュラルに仕上がって普段使いに簡単に取り入れられるし、ほんのりのせればペールなリップを血色よく見せることもできる。または、少しダークなリップライナーで輪郭をしっかりつけて唇全体を塗った上にリップを重ねると、深みのある赤が出てシックなドレススタイルを更に引き立ててくれる。
リップ以外にも使えちゃう?
リップも塗らず、メイクもミニマムで近所にお買い物なんて時は、ごくごく少量の赤リップを指でほんのり頬に馴染ませると、チークよりもナチュラルな血色の良いスキンに。自分の肌色にあった赤リップを、指にとって、一度手の甲で馴染ませてから頬にのせて馴染ませるのがポイント。のせる前に肌をしっかり保湿しておくと馴染みやすい。