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ガブリエル・ココ・シャネルの人生 後編

October 7, 2017

シャネルの成功

 

恋人のカペルによる出資で、帽子店「シャネル・モード」をオープンした後に、婦人服のデザインを始めたココ・シャネルは、1913年、2号店となるメゾン「シャネル」をオープン。1915年には「メゾン・ド・クチュール」をオープンし、翌年に発表したジャージー素材を取り入れたドレスのコレクションが大成功を収める。その頃の時代は、1914年のサラエボ事件を契機に第一次世界大戦が始まり、1918年の終結を迎えるまでの5年間に及ぶ戦争という最中だった。

その後、戦争が終わり、ようやく新しい流れが始まろうとした翌年、カペルはココ・シャネルとの密会に向かう途中で自動車事故に遭い亡くなる。シャネルが36歳の時だった。

 

ここまでの流れを動画で見られます↓

出典:CHANEL / Coco - Inside CHANEL

 

 

 

数々の「シャネル スタイル」の誕生

 

1920年、パリは狂乱の時代を迎え、劇場やミュージックホールでひしめく街は、毎晩のように華やかな祝祭と酒や麻薬で入り乱れていた。

1921年、ココシャネルは更に本店を拡張させ、シャネルの香水「CHANEL N°5」、「CHANEL N°22」発表。このころ劇作家のジャン・コクトー、画家のパブロ・ピカソ、作曲家のイーゴリ・ストラヴィンスキーなどが集うサロンを主催するミシア・セールと出会い、サロンの様々な人物と交際する。その後、1924年にイギリスの大富豪であるウェストミンスター公爵と出会い交際を始める。彼からもらった宝石類からインスピレーションを得たココシャネルは、模型宝石を使用したジュエリーを発表する。更に、彼のイギリス紳士服から着想を得て、素材や仕立てなどを女性服に応用しデザインしたスーツを発表。後の「シャネル・スーツ」と呼ばれる原型が作られた。また、鎖と皮のストラップが有名なキルティングのシャネル・バッグや、サングラス、パンプス、金ボタンなど、数多くのシャネル・スタイルの原型を生み出した。

(画像出典:CHANEL)

 

 

 

シャネルの沈黙

 

世界が1929年の株の暴落による世界恐慌後、1939年に第二次世界大戦へと突入した年に、当時4000人の従業員抱える大企業に成長したシャネルだったが、コレクション前の過酷な労働条件による労働者のストライキのため、一部の店舗を残し全ビジネスを閉鎖、一時引退をすることとなる。

翌年パリはヒトラーの率いるドイツ軍に占領され、狂乱の時代は幕を閉じた。

そんな中、ココ・シャネルはドイツの国家保安本部SD局長ヴァルター・シェレンベルク親衛隊少将の愛人となり、1944年のシャルル・ド・ゴール率いる自由フランス軍と連合国軍による解放後、即座に逮捕、「対独協力者」「売国奴」としてフランス中からの非難を浴びる。その後、戦前から交流のあったイギリス首相の計らいにより釈放され、戦後スイスのローザンヌへと亡命する。

 

ここまでの流れを動画で見られます↓(日本語設定できます。)

出典:CHANEL / Mademoiselle - Inside CHANEL 

 

 

 

 

シャネルの復活

 

1954年、スイスでの15年間に及ぶ長い亡命生活を終えたココ・シャネルは、パリに戻り、ヴァンドーム広場の望むホテル・リッツに住み、ファッション界へと復帰した。この頃、女性の社会進出がめざましかったアメリカで受け入れられたココ・シャネルは、1955年に、デスクワークに機能的なツーピースの「シャネル スーツ」を発表し、人気が爆発。世界的な大流行となった。

1971年、コレクションの準備期間中に、住居としていたホテル・リッツにて87歳で生涯を終える。その後の追悼コレクションは大成功を収めた。ココ・シャネルの亡骸は第二次世界大戦中のドイツへの協力とスパイ行為によるフランスへの裏切りのため、パリの高級墓地への埋葬を拒否され、亡命生活を送っていたスイス・ローザンヌの墓地に埋葬された。シャネルの遺言によって、墓石の周りには彼女の好きだった白い花が今も咲い誇っている。

 

ここまでの流れを動画で見られます↓(日本語設定できます。)

出典:CHANEL /  Gabrielle Chanel - Inside CHANEL

 

 

 

 

シャネルが住居を構えたホテル・リッツとヴァンドーム広場。去年のオートクチュール コレクションでパリを訪れた際に撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

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